ダイバーシティ・マネジメントという言葉を、ご存知でしょうか。
近年のグローバル化に伴い、性別や国籍など人材の多様性を活かして、企業メリットにつなげる経営戦略を言います。ダイバーシティ・マネジメントは、下記のように定義することができます。
日本企業では、主に女性活用に重きを置いて、研究が進んでいます。
少子高齢化による内需の低迷や急激な過疎化等、厳しい環境の中、多様な人材の能力を最大限活かして、価値創造や労働力の確保につなげることが重要です。
人材の能力を見極め、適材適所を図ることによって、生産性は向上します。個々人の抱える事情を配慮し、すべての人材が様々な制約の中でも仕事への意欲を高め、能力を発揮できるような環境整備は、会社経営において重要な課題の一つです。
例えば、育児中の女性も、時間制約の中で緊張感をもって生産性をあげようとする傾向や
育児経験から豊富なアイディアが生まれてくると考えています。
組織で何を生み出したいのかを明確にし、制約のある人材に対して制約だけに着目するのではなく、一人ひとりの可能性に着目し、それを引き出す技術や制度を生み出してフォローをしていくことによって、様々な人材が活発により自発的に働く組織になると思っています。
第一子出産を機に約7割の女性が、出産前の仕事を辞めてしまいます(2011年、厚生労働省調べ)。仕事復帰を検討しても、再就職の難しさや、社会復帰に対する不安など様々な問題がつきまといます。
このページでは、女性職員に対する当法人の取り組みについて、ご紹介させていただきます。